そう思ったことはないだろうか?
僕もピアノに憧れて電子ピアノを買ったものの、なかなか練習が進まずにいた。
そんなとき、スマホの広告で「simply piano」というアプリに出会ったのだ!
調べてみると良さそうなアプリなのだけど、年間といえど金額が高い。。。(レッスン料だと思えば安いけれど、全く知らないアプリに7800円は抵抗があるなあ。)
そこで僕は思った。
[st-kaiwa1]ピアノなんて無料期間だけでマスターしてみせる![/st-kaiwa1]「simply piano」には7日間の無料トライアル期間があったのだ。
ここではそんな「simply piano」を無料期間だけプレイしてみて、どのくらい上達するのか、その練習成果を報告していこうと思う。
1日目 練習時間30分
○やったこと
- アプリをダウンロード
- チュートリアル
- [ピアノ基本]と[基本1]のレッスンを半分まで
○出来るようになったこと
- ドからソまでの右手5本の動き
○感想
僕は今25歳。
これまでピアノなんてほとんど触ったことがなかったけれど、「ド」の音から順番に押していくので、ド素人の僕でも簡単に進めることができた。
やってみた感想はとにかく楽しい!ということ。
曲に合わせて弾く実技レッスンもあるのだけど、流れてくるコードに合わせてド、ド、ドと鍵盤を押すだけでいいので、弾けている気持ちにさせてくれる(良心的!)。
逆に少しピアノを遣っていたことのある人などは、簡単すぎてもどかしいかもしれない。
それくらい丁寧で、小さくステップアップしていってくれる。
ちなみに全レッスンは28個。7日間だけでどこまで行けるのか楽しだ。
2日目 練習時間1時間
○やったこと
- [基本Ⅰ]のレッスンを最後まで
○出来るようになったこと
- 両手で弾くこと
- 二つの鍵盤を同時に押すこと
○感想
左手の練習がはいってきた。
難易度は少し上がったように思う。
それから、8分音符(始めるまでは分からなかったけど、やり始めると自然と分かるよ)などが出てきたときも難しく感じた。
でも、やれないことはないレベル。
今日のレッスンで「ジングルベル」を弾くことが出来るようになった。
「simply piano」によると、通常のピアノ学習者なら、
- 1~2ヶ月
でこのレベルに到達するそう。
確かに2日目にしてここまで弾けるとは自分でも驚きだ。
3日目 練習時間2時間30分
○やったこと
- 「基本Ⅱ」のレッスンを最後まで
○出来るようになったこと
- 指のジャンプ(ファの音をスタート位置にして、ファ・ソ・ラ・ジ・ドと弾く)
○感想
これまでは「ド・レ・ミ・ファ・ソ」しか弾いていなかったのだけど、今回になって初めて「ラ・シ・ド(高)」の音を弾いた。
その分、扱える音の幅が広がり、曲っぽくなってきたように思う。
難易度はかなり上がってきていて、何度かやり直さないと弾けないレッスンも出てきた。
普段は使わない指の動きをするからか、手首と中指が少し痛い。
でも、無理をせずにコツコツとやっていこう。
4日目 練習時間30分
○やったこと
- ポップスコードⅠを途中まで
○出来るようになったこと
- 三つの音を同時弾き
- 四つの音を同時弾き
○感想
今日から初めて、
- コード
のレッスンに入った。
メロディーを走らせるわけではないので、コードはあまり面白くないかなーと思っていたけど、音が同時に鳴ると迫力があって楽しい。
ただ問題点がひとつ。
僕は手が硬いからか、右手の薬指が上がらず、すごく力を入れないと「Cメジャーコード(ドミソ同時弾き)」の音を綺麗に出せなかった。
[st-kaiwa4]これは手を柔らかくしないといけないのでは?[/st-kaiwa4]と思い、手のストレッチを調べたりしながら、レッスンを進めていった。
ピアノの手のストレッチ法は色々あったけれど、個人的に一番効果的だったものをまとめておいたので、手が硬いと思う人は参考にしてみてほしい↓
[st-card id= label="" name="" bgcolor="" color="" fontawesome="" readmore="on"]
5日目 練習時間2時間
○やったこと
- ポップスコードⅠを最後まで
- コードスタイリングⅠを途中まで
○出来るようになったこと
- 5つのコード(G・C・D・Em・Am)をメロディーに合わせて弾くこと
○感想
何回も何回も同じコードを引くので、音楽知識が皆無だった僕でもコードを覚えられるまでになった。
「simply piano」によれば、多くのポップスは、
- Gコード
- Cコード
- Dコード
- Emコード
の4つで弾けるものがほとんどであり、これさえ覚えておけば応用がきくようだ。
たとえば、誕生日の時に歌われる「ハッピーバースデー」の歌なんかも、この四つのコードで構成されているらしい。
つまり、この四つのコードを歌に合わせながら弾くと、それだけで「それっぽく」なる。
ピアノソロで聴かせられるレベルではないけれど、ピアノで楽しむということなら出来るレベルだと思う。
6日目 練習時間1時間
○やったこと
- コードスタイリングⅠを最後まで
○出来るようになったこと
- 裏打ちのテンポ
○感想
裏打ち(ベース)のテンポが入ってきたことにより、一気に「音楽感」が増した(楽しい!)。
動画は撮り直すのが面倒くさくてリアルな感じを出したくて詰まっているところがあるけど、キレイに弾けると気持ちが良い。
テンポの種類も徐々に増えてきているけれど、段階を踏んでレッスンしていくので、難しさは最小限に抑えられている印象。
明日で7日間の無料トライアルが終わってしまうが、今回の裏打ちとコードが出来るようになっただけでも大きな収穫だと言えそうだ。
7日目 練習時間3時間
○やったこと
- 「基本Ⅲ」を最後まで
○出来るようになったこと
- 左手のドからドまで
○感想
ついに最終日。
今回でようやく両手の「ドレミファソラシド」を弾けるようになった(それから何音かのシャープとフラットも)。
これまでのレッスンでは「ラ」までしか弾いてこなかったので、念願の「シ」といったところ。
そして何より、今回で7日間の無料トライアル期間が終了した(悲しい)。
長いようで短い一週間だった。
7日間を通しての感想は次の項目でまとめて書いた↓↓
7日間の無料期間を終えての感想!
「simply piano」の無料体験期間で、僕がピアノを練習した時間は合計10時間30分。
- ピアノ基本
- 基本Ⅰ
- 基本Ⅱ
- 基本Ⅲ
- ポップスコード
- コードスタイリングⅠ
という6つのレッスンを修了した。
7日間を終えての感想は、分かりやすいようにメリットとデメリットでまとめてみた。
○simply pianoのメリット
- 両手の指が動くようになる
- 簡単な曲なら弾けるレベルになる
- 音符が読めるようになる
- 楽しく自分のペースでレッスン出来る
まず総合的なメリットは、簡単な曲なら弾けるようになるということ。
僕は検証のために毎日動画を撮っていたのだけど、日を追うごとにそれっぽい感じになっていくのを実感していた(というかさせてくれていた)。
ちなみに僕は生まれてきてから25年間、ほとんどピアノと無縁で生きてきた人間だ。
それが7日間でピアノ初心者にまでなれるのだから、
[st-kaiwa2]やって損はないな[/st-kaiwa2]というのが率直な感想。
レッスンも自分のペースで、しかも誰にも気を使うことなく出来る。
ピアノ教室では、先生がいたり課題曲を練習して行かなければならないなど、時間も気も使うことが多いかもしれない。
もちろんピアノの先生がいるメリットもあると思うけれど、僕みたいに、
[st-kaiwa1]自分のペースで好きな曲が弾けるようになりたいなあ[/st-kaiwa1]と思うだけの人なんかにはピッタリの学習方法だと思う。
ピアノ経験者の知り合いに聞いてみたところ、今の僕のレベルは、約半年くらいピアノ教室に通ったレベルだそう。
僕は一週間しかやっていないので、これがどれくらいすごいことか分かると思う。
こうしたことから、「simply piano」を無料体験期間だけでもやるメリットはかなり大きいと言える。
なにより楽しいしね。
○simply pianoのデメリット
- 洋楽(主にアメリカ)がメインなので、レッスン課題曲のテンポが分からないことがある
- たまにデバイスが音を認識してくれない
- 7日間では全てのレッスンが終わらない
デメリット、というか気になったことだけど、知らない洋楽が当たり前のように流れるので、たまに曲のテンポが分からなくなることがあった。
ただ僕が洋楽に疎いというのもあるし、どんな曲でも譜面通りに弾けば関係ないので、まあモチベーションの問題ということになる。
反対に、知っている曲とか、かっこいい曲だとかなりやる気が出る。
それから、たまにデバイスが音を認識しないときがあるけど、それで不合格になるわけでもないので、気にしなければ大丈夫だった(HDMIを繋ぐと音の認識誤差はほぼゼロになるそう)。
あと、七日間で全てのレッスンを終えることは出来ませんでしたが、これも当たり前なので問題外(笑)
デメリットも書かなければと思って3点ひねり出したけど、正直「デメリット」と言える程の何かは無く、せいぜい気になる点くらいのものだった。
無料体験期間を終えたその後
僕は無料体験期間の7日間で、約10時間のレッスンをした。
これは平均すると、
- 一日あたり1時間30分
のレッスン時間だ。
本気になればもっと練習時間を増やすことも出来たかもしれないが、普通の生活をしている人なら精一杯の時間ではないだろうか?
とはいえ全てのレッスンを終えるにはどのくらいの時間が必要なのか?ということは気になると思う。
それから、
- 大人の素人がピアノアプリだけでピアノを弾けるようになるのか?
ということも気になると思う。
そんな疑問を解決するべく、僕はこのまま有料版に切り替えて続けていこうと思う(まんまと載せられたぜ)。
[st-kaiwa1]ピアノマスターになってやる![/st-kaiwa1]これでトータルのレッスン時間が分かれば、7日間で毎日どのくらいの時間レッスンすれば、無料期間だけで全てのレッスンをクリア出来るのかが分かるだろう。
ここで報告出来るために、みんなのためにがんばるよ。
ちなみに全てのレッスンは28個あり、内容は以下の通り。
- ピアノ基本
- 基本Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
- ポップスコードⅠ・Ⅱ・Ⅲ
- コードスタイリングⅠ・Ⅱ・ⅡL
- リードシートⅠ・Ⅱ・Ⅲ
- クラシックⅠ
- 中級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
- エリーゼのために
- ブルースコードⅠ
- ジャズコードⅠ・Ⅱ
- ボヘミアン・ラプソディ
- バッハの音楽Ⅰ・Ⅱ
- コードを弾きこなす
- 準上級
- ザ・エンターティナー
僕は7日間でこのうちの6つまでをクリアしたけれど、最後の方には1レッスンにかかる時間も延びてきていたので、単純な計算は出来ないように思う。
レッスンの進捗情報はこのブログとYouTubeで随時報告していくので、気になった方はブックマークをして最新情報をチェックしてほしい。
とりあえずの結論として無料トライアル期間だけでも「simply piano」をする価値はあり。
それでは良いピアノライフを!