女王蜂の『BL』が妖しくスモーキーな感じでカッコいい

  • 2020年2月3日
  • 2021年8月19日
  • J-POP

女王蜂の『BL』。良き。

女王蜂の『BL』って曲がね、もうね、カッコいい。

Amazonミュージックの「J-POP集」みたいなの聞いてたら弦楽器のボロンボロンっていう渋めの音が聞こえてきて、まず「お?」ってね、なったよね。

妖しいスモーキーなアラビア感がほかとは明らかに違う存在感だったよね。

でもここまでは「なんかいいな」くらいだった。ほんとに「なんかいいな~」くらい。

そこからよ(はよ本題いけ)。

ボーカルが歌い出して、正直まあびっくりするほどの歌声ではないなと思ったんだわ。

でもね、そこからよ(はよ本題いけ)。

二人まるでボニー&クライド
ハチの巣にしちゃうぞ~
みんな楽しいんでしょなんで暗いの?(笑)

っていうとこで一発目の変曲が入るんだけど、そこからがもうね、最高。

思わず作業してた手を止めちゃったよね。

気を取られるってこのことかってほど気を取られたよね。

音出てるiphone見ても何もないのに、なぜかiphone凝視してたよね。

なんじゃこりゃ。

この、

(笑)

で歌うのがかっこいいほんとに。

正直J-POPとか軽視してたとこあるんだけど、コシュニエ然り最近かっこよくない?



女王蜂ってなんじゃらほい

でね、アーティスト見ると「女王蜂」っていうバンドらしくて、ちょっと調べた。

検索したら蜂でてくるでしょ~と思ってたら全然バンド出てきて、もう女王蜂よりも女王蜂。

まあそんなことはよくて、そしたらさ、『どろろ』のオープニング歌ってんじゃん。

『どろろ』気になってたけど見てなかったから見るわ。オープニング聞くために見るわ。

いや、嘘、『どろろ』も見るけどその前にもう聞くわってなって、人気の曲はざっと聞いた。

・・・・

・・・

・・

いいじゃん、蜂じゃない方の女王蜂いいじゃん。

韻の踏み方がだるい感じの言葉選びで好き。

ただ個人的にだけど、『BL』は突き抜けてるね、うん。個人的にね?(にわかですので悪しからず)



歌詞ナゾなところ多いけどね

タイトルの『BL』ってなんの略だろうと思ったけど(最初はボーイズラブがよぎるよね)、

  • Black List
  • Black Life
  • Black love

あたりが歌詞の中からは考えられる。

ただ、ボーイズラブの意味もあえて内包させているというか、歌詞に肉体的かつセクシュアルな言葉が散りばめられていて、タイトルを多義的にしているところが面白い。(「こんなとこにピアス」ってどんなとこ?)

「しーっ」を「SITZ(クソッ)」に聞かせてるのもわんぱくだし、ボニー&クライドとかヘンゼル&グレーテルの象徴的意味をずらして使ってるのも好き。

言葉をモーラ単位で遊ばせるスキルも高いし、意味を膨らませるのも上手い。「吐きダコ」とか普通使える?(調べるとamazarashiの『少年少女』のみヒットした)

ちょっとしゃべりすぎた、というか書きすぎたけど、最後に言っておきたいことがある。



最後の「ヤーーーーー」なに?

この曲ね、最後に「ヤーーーーー」って言うの。

そこはね、ちょっと笑ったよね。

いや、好きよ?

菅野よう子の音楽とか好きだから、民族的な音、大好き。

けどいきなりだったからさ、ちょっと笑ったよね。

まあきちんと締まってるからすごいなと思うけどね。

僕もこれからブログの記事終わり「ヤーーーーー」で締めようかな。

(やらんけどね)

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