スナックパンって色んなメーカーが出しているの?
みんな大好きなスナックパン。
実は、
- パスコ(敷島製パン)
- ヤマザキ(山崎製パン)
といった二大メーカーから製品化されている。
ここでは、それらメーカーによるスナックパンの違いを詳しく解説していく。
パスコ(敷島製パン)のスナックパンの特徴
- 製品名:スナックパン
- 発売:1970年(昭和45年)
- パンの特徴:ふんわりやわらか
- 原材料:小麦粉(国内製造)、マーガリン、糖類、水あめ、パン酵母、乳等を主要原料とする食品、卵、食塩、加工油脂/香料、酸化防止剤(ビタミンE)、着色料(カロチン)、(一部に卵・小麦・乳成分を含む)
元祖スナックパンはパスコのスナックパン。
1970年(昭和45年)に商品化された。
当時はボーリングが大ブームだったので、ボーリングのピンに似たパンを作ろうと考えられたのがきっかけ。
そこから食べやすいように改良を重ねられ、今の形になった。
始めはカリッと香ばしいパンだったが、次第に「やわらかいパン」の需要が高まり、今のようなふわふわのスナックパンになったようだ。
ヤマザキ(山崎製パン)のスナックパンの特徴
- 製品名:スナックスティック
- 発売日:1990年(平成2年)
- パンの特徴:カリッとした表面
- 原材料:小麦粉(国内製造)、糖類、マーガリン、パン酵母、全卵、食塩、麦芽エキス、牛乳、脱脂粉乳、ナチュラルチーズ、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、卵黄、還元水あめ/乳化剤、膨張剤、酢酸(Na)、イーストフード、香料、V.C、カロテノイド色素、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
山崎製パンのスティックパンは、1990年に発売された製品だ。
実は、セブンイレブン・ファミリーマートなどのコンビニにあるスティックパンは山崎製パンのスティックパンだ(2020年現在)。
パスコの20年後に発売されているので、スナックパンとしては後発の製品になるが、その後勢力を拡大していることが分かる。
パスコよりも安いので、そういったことが理由かもしれない。
パスコとヤマザキのスナックパンの違い
味 | パスコ:やさしいミルク風味 ヤマザキ:香ばしいクッキー風味 |
サイズ | ほぼ同じ |
価格 | ヤマザキの方が安い |
原材料 | パスコ:少なめ ヤマザキ:多め |
パスコとヤマザキのスナックパン、美味しいのはどっち?
個人的な感想だが、美味しいのはパスコのスナックパンだ。
公式ページの商品説明にもあるように、パスコのスナックパンは朝食にもなるような食べ応えと満足感がある。
一方、ヤマザキのスナックパンの商品説明を見ると、おやつ感覚で食べられることをアピールしていることが分かる。
夕飯がパンでも大丈夫なほどパン好きの僕からすると、パスコくらい食べ応えがある方が好みだ。
また、食感もパスコの方が柔らかくてもっちりとしているので、パンが好きな方はパスコのスナックパンが好みだという人が多いのではないだろうか。
以上、パスコ・ヤマザキのスナックパンの違いを解説した。
コンビニごとに味も違うので、スティックパン好きな人は食べ比べてみてほしい。
追記:コンビニのスティックパンがPasco(敷島製パン)になったぞ!
2022年7月時点で、セブンイレブンのスティックパンはパスコ(敷島製パン)になっている。
元々コンビニのスティックパンは、ファミリーマート、セブンイレブン、ローソン全てが山崎パンだった。
美味しさを追求するセブンイレブンが敷島製パンにしたということは、パスコのスティックパンの方が美味しいということかもしれない。