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『サイコパス3』の評価と感想!終わり方に納得がいかない

サイコパス3が終わった

『サイコパス3』が終わった。

結論から言うと、僕は今作の終わり方に納得していない。

その理由を含めて、ここでは『サイコパス3』についての感想を述べていこうと思う。

これまでの『サイコパス』シリーズ

本題に入る前に、これまでの『サイコパス』シリーズについて触れておこう。

まず言っておきたいが、僕は『サイコパス』の熱狂的なファンだ。

1期が放映されていた頃、僕は高校生だった。

ノイタミナは当時の僕にとってかなり熱い枠で、その中でも『サイコパス』は異色かつ衝撃的な作品だった。

そして、その世界観を引き継いでさらにグレードアップしたのが『サイコパス2』。

1期では頼りなかった常守朱が別人のように頼もしくなり、1係を牽引して世界と戦っていく姿が特徴的だ。

また狡噛慎也と槙島聖護の駆け引きもかなり面白かった。

そんな流れを引き継いで、満を持して発表されたのが今回の『サイコパス3』。

実に5年ぶりのシリーズということになる。

僕の期待は大きかった。

期待を寄せすぎたのかもしれない

もしかすると、僕は期待を寄せすぎたのかもしれない。

『サイコパス2』のあと狡噛はどうやって消えたのか。常守はどうなるのか。シビュラは?日本社会は?

そうした疑問を、『サイコパス3』は僕の想像を超えた刺激的な面白い内容で答えてくれると思っていた。

だけど、結果はそうならなかった。

『サイコパス3』を見終わって感じたことは、「何も解決されていない」ということ。

我らが常守朱はずっと檻の中にいて、その経緯は全くと言ってよいほど明らかになっていないし、霜月課長がなぜあんなにも花城フレデリカを敵視しているのかも分からない。

不透明なことが多すぎるのに加えて、新たな問題も出てきているのだから、もはや収拾がつかなくなっているという印象だ。

このままだとシーズン4はおろか、シーズン5までかかるようなスパンの話になっている。

僕はもうおじさんになってしまうじゃないか。

『PSYCHO-PASS サイコパス | SS (Sinners of the System)』があるにしてもだ

2019年に劇場版三部作として発表された『PSYCHO-PASS サイコパス | SS (Sinners of the System)』。

『サイコパス』以前の話や『サイコパス2』以後の世界を描いており、事実上『サイコパス3』とこれまでの『サイコパス』シリーズを繋ぐ物語になっている。

ただ、この三部作がメインの物語を補完できているかといえばそうではない。

狡噛の行方は描かれているものの、シビュラシステムが監視する日本からどうやって脱出したのかは分からないし、花城フレデリカについても詳細までは触れられていない。

これらの三部作は映画としては面白く、『サイコパス』の世界が広げられた。

しかしながら、世界の縁が見えないので締まりがないといった印象だ。

話は劇場版『サイコパス3/FIRST INSPECTOR』へとつづく

というわけで『サイコパス3』の最大の不満は、これまでの物語を収束させずにむしろ広げてしまった方向性にあると言えるだろう。

だが、それは結局のところ劇場版『サイコパス3/FIRST INSPECTOR』で全て明らかになる。

この劇場版のサブタイトルから分かるように、ファーストインスペクターである梓澤廣一(あずさわこういち)が重要人物として描かれる。

ようするに劇場版ありきの『サイコパス3』ということだ。

個人的にはアニメは1クール内で終わるべきだと考えているので、今回の『サイコパス3』ようなやり方は好きじゃない。

好きじゃないのだが、ただ劇場版は最高に面白い。それとこれとは別だ。

『サイコパス』の『サイコパス』らしいところが非常によく出ていて、はっきり言ってたまらない。

劇場版の考察については別記事で書いた↓

『サイコパス3 FIRST INSPECTOR』を徹底考察!ビフロストから行動課の目的まで!

続きを見る

劇場版の内容を含めて『サイコパス3』で収めていれば神アニメだったと思う。

逆に言えば、劇場版を観ないと分からないというところが『サイコパス3』の最大の減点ポイントだ。

『サイコパス3/FIRST INSPECTOR』はAmazonプライムビデオでしか観られないというところも減点ポイントかもしれない。

あるいは劇場に足を運ぶか、どちらかだ。

 

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